消費者金融やヤミ金から借り入れがあると予納金は高くなる
先日、こんな記事を書きました。
そう、予納金が一体どこにいくのかということ。
その中で、私は予納金が最低金額で済んだわけですが、なぜ安く済んだのかという部分について書いていきます。
まず、管財人がつく破産手続きになる理由は、財産の処分や売上金の回収があることがわかっているから管財人弁護士がつきます。
私は、個人資産がなく、多少の売上金の回収はあるのですが、振込で対応してもらえるところしかないということがあったことで予納金が最低額になりました。
しかし、会社でも個人でも資産を処分するとなると予納金は跳ね上がります。
何よりも不動産を処分するとなると競売にかけることになるため、その手続が非常に大変になることで予納金が高くなります。
また、消費者金融に借り入れがあって、過払い金が発生している可能性がある場合ですと、過払い金回収が非常に大変な仕事になりますので、成功報酬が加算されるようで、そのために予納金が跳ね上がるというわけです。
消費者金融よりも大変なのがヤミ金です。080金融とか言われているちょっとやばいお金を貸す会社のことですね。
過払い金回収も困難で、非常に時間もかかるとのこと。
予納金が高額だったという方は、売れる資産(不動産など)がある方、消費者金融やヤミ金から借り入れしている方です。
また、会社でも個人でもそうですが、お金を回収する手続きに困難を要する場合には、予納金が高くなるとのこと。
お金を回収するのが管財人の仕事なので、管財人の仕事量に応じての予納金となると思って欲しいと思います。